「授業中、生徒がつまらなさそうにしてる。」
「ブログを書き始めたけど、何に気をつけて書けばいいかわかんない。」
"なにかを他人に伝える"ことが、
かなり増えてきた時代ですよね。
ついこの間、設計図を書いている技術職の友人と会ったときも
「営業してくれる文系の人達に、
理系の専門知識を説明するのが難しい」
とグチられました。笑
そこで今回は、
塾で中学生相手に教えてきた経験と、
ブロガー界隈で有名な本を抜粋して
文章を書くとき、プレゼンをするときに
気をつけるべきことを1つだけ
心に残していってください!
目次
1-1 『簡単』で『短い』は正義!
1-2 『難しく』『長い』説明は読まれない
2-1 なんの為にプレゼンをしているのかを意識する
2-2 まとめ
1-1 『簡単』で『短い』は正義!
数学が苦手な著者の古賀史健さんが、
数学者へのインタビューを記事にするというエピソード。
"いま自分は「数学ができる人」の話を、「数学が苦手な一般読者」に伝えようとしている。
注意すべきは、ここでひとつでも数学用語を使ってしまったら、読者にはなにも伝わらないということである。"
引用:
古賀史健【2012】『20歳の自分に受けさせたい文章講義』星海社。
数学が苦手な人からしたら、数学用語も苦手ですよね。
『難しい』言葉は、相手になにも伝わりません。
文章を書くとき、プレゼンをするときに
気をつけるべきことは、
相手が理解できるように
『簡単』で『短い』説明をする!
これだけです!
1-2『難しく』『長い』言葉、説明はそもそも読まれない。
例を挙げてみてみよう。
『難しく』『長い』説明。
良い例が探しても見当たらなかったので、中学生の定期テストの範囲から今作ったのがこちら、
日本近海の海流は全部で四つあり、北から南に流れる二つの寒流、千島海流とリマン海流があり、南から北へ流れる二つの暖流、日本海流と対馬海流がある。
読んだ人、います?笑
内容がわりと簡単だから、
読めなくはないけど、読みたくはないですよね。
では、これを
『短く』『簡単な』説明
にしてみましょう!
こちら!
え?ずるい?笑
(10秒くらいで書いたので、汚くてほんとに申し訳ない笑)
そう、見てわかる通り
『簡単』で『短い』説明をするには、
言葉だけでなく、図や絵を使う
のも1つの手です!
"数学が苦手な人にとっての数学用語とは、ほとんど外国語も同然なのだ。
聞いた瞬間に拒絶反応を示し、思考停止に陥ってしまう。"
引用:
古賀史健【2012】『20歳の自分に受けさせたい文章講義』星海社。
なので、
『難しく』『長い』説明は、読まれません。
2-1 なんの為にプレゼンをしているのかを意識する
たしかに資料に出てくるような『難しく』『長い』言葉は、使いたくなりますよね。
プレゼンで舐められたくないから。
考えなくていい、楽だから。
間違った知識を教えちゃったらどうしよう。
しかし、相手に伝わらなければ意味がありません。
しっかり、思い出してください。
"なんの為にプレゼンをしているのか"
"なんの為にブログを書いてるのか"
自己満足でよければ難しい言葉を使えばいいと思います。
でも、
"伝えたい"から
プレゼンしてるんですよね?
"感動させたい、心を動かしたい"から
文章を書いてるんですよね?
であれば、相手に伝わるように、
『簡単』で『短い』説明をすべきだと
ぼくは思います!
2-2 まとめ
文章を書くとき、プレゼンをするときに
気をつけるべきことは1つ。
『簡単』で『短い』説明をする。
具体的にできることは、
相手が理解できるように『簡単』な言葉や、図や絵で視覚的に見せる。
ちなみにどれくらい簡単にすればいいのか
というのは、ぼくの肌感覚になるんですが、
レベルを2、3つ落とすと伝わると思います!
中学生に教えるなら、
"小学生に伝わるくらい"簡単に説明する。
(レベル1ダウン)
大人に教えるときも、
中高生に教えるくらい簡単に!
(レベル2、3ダウン)
p.s.
もちろん教えるときの態度は、気をつけてくださいね!
態度はあくまで、対等以上に扱うように…